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健康住宅のプロが教える、断熱性能が高くて快適な家の選び方!

2025-01-10

みなさんこんにちはHORI建築です。

『そもそも断熱性能ってなに?』

『断熱性能と言っても知らない専門用語がいっぱい、断熱性能の「数値」はどう理解すればいい?』

『どうやって断熱性能の高い家を選べばいいの?』

 

この記事を見ていただいているということは、現在、このようなお悩みや疑問を抱えているのではないでしょうか?

家選び、それは人生を形作る大切な一歩です。

家のことをネットで調べてみると、『あのハウスメーカーはZEH基準だ。』『あの工務店はUA値◯◯だ。』など、はじめての専門用語ばかりでお疲れではございませんか?

 

そこで健康住宅のプロであるHORI建築がどのような数値をみれば良いか?断熱性能が高くて快適な家の選び方を家づくり、家選びが初めての方でもわかるように解説していきます。

 

最後まで読んでいただければ、家づくり、家選びをもっと効率よく、楽しくすることができます。

是非参考にしてください。

 

 

そもそも家の断熱性能ってなに?

まずは基本的なことからわかりやすい言葉でお伝えしていきます。

 

断熱性能とは?

断熱性能とは、外の気温の影響を家の中に伝えにくくする能力のことをいいます。

例えば、夏の暑い日でも外の熱を家の中に入りにくくし、冬の寒い日には暖かさを外に逃がしにくくする役割があります。

家の断熱性能が高ければどうなるの?

断熱性能が高い家は以下のメリットがあります。

断熱性能が高い家は、エアコンや暖房の効率が良くなり、少ないエネルギーで快適な室内環境を保つことができます。また、室温のムラが少なくなり、家全体が快適になるだけでなく、結露の発生を抑える効果も期待できます。その結果、毎月の光熱費が抑えられるだけでなく、健康リスクが低下します。特に高齢者や小さな子どもがいる家庭にとっては重要です。家の中での暮らしが快適で経済的になる断熱性能は、住まいを選ぶ際にとても注目すべきポイントになります。


 

断熱性能の基準は何を見ればいいの?

先ほど断熱性能について簡単に説明しましたが、次にどのようにして断熱性能を確認すればよいのかをご説明いたします。家を選ぶお客様が見る数値は主にUA値とC値の2つですが、C値についてはサッシや窓の設計、性能も関係しますので、基本的にはこのUA値を知っておけば良いです。

数値の見方はとても簡単なので是非参考にしてください。

 

UA

家全体の断熱性能を指します。

 

UA値の例:

・これまでの一般的な住宅1.0前後(熱が逃げやすい)
・断熱住宅0.6以下(熱が逃げにくい)
・高断熱住宅0.4以下(熱が逃げにくく、温度差のムラがない)

冬に暖房をつけても、古い家は熱が逃げやすく暖かさが保てません。高断熱住宅であれば少ない暖房でポカポカになります。

 

C

家全体にどれくらい隙間があるかを示します。(窓やドアの性能が関係します)

 

C値の例:

・隙間が多い家:5.0(すきま風が入りやすい)
・高気密住宅:1.0以下(ほとんど隙間がない)

隙間が少ないほど、冷暖房の効率が良くなり、省エネで快適。

 

つまり断熱性能は、家が外気から守ってくれる「バリアの強さ」 と考えるとわかりやすいです!「数字が小さいほど良い」と覚えておけば、家づくりの際にも判断しやすくなります!

 

おすすめのUA値について

数値の見方は分かってもどれくらいの基準を選べばいいのか?

近年、様々な建築会社、やハウスメーカーが高断熱住宅商品として0.6以下(※ZEH)を標準とするプランを作っています。UA0.6以下は、現代の標準仕様と言ってよいでしょう。

ZEHについては別の記事で書きます。

そこで健康住宅のプロである私がおすすめするのはUA0.4以下の住宅です。

以下で違いを説明いたします。

 

室内温度の安定性と健康への影響

 

UA0.6
温度変化が少なく快適ですが、窓際や床付近では若干冷えを感じる場合があります。特に寒冷地や冬場では、暖房の効いていない部屋との温度差が残ることがあり、これがヒートショック(急激な温度変化で体調を崩すリスク)につながる場合があります。

 

UA0.4以下
室内の温度ムラがほぼなく、どの場所でも安定した快適な温度を保ちます。これにより、ヒートショックのリスクが大幅に軽減され、高齢者や小さな子どもなど、温度変化に弱い人にとって特に健康的な環境となります。

 

室内の湿度管理

 

UA0.6
結露やカビのリスクはかなり減りますが、場所によってはわずかに湿気が溜まりやすい箇所が残る可能性があります。これが原因で、喘息やアレルギーを引き起こすカビやダニが発生する場合も。

 

UA0.4以下
高い断熱性能により、壁や窓に結露がほとんど発生しません。これにより、カビやダニの発生が抑えられ、アレルギーや呼吸器疾患のリスクを減らす健康的な環境が維持できます。

 

空気の質と健康

 

UA0.6
気密性も高いため、外からのホコリや花粉の侵入が少なく、空気環境は改善されます。ただし、通気設計や換気システムが適切でないと、二酸化炭素濃度や湿度が局所的に上がることがあります。

 

UA0.4以下
気密性がさらに高まり、外部の汚染物質(花粉、PM2.5など)が室内に入りにくくなります。また、効率的な換気システムが求められるため、常にフレッシュな空気を保てる環境が整います。これにより、呼吸器系の健康を守りやすくなります。

睡眠の質

UA0.6
快適な室温を維持できるため、冬場の寒さや夏場の寝苦しさが改善されます。ただし、床近くで少し寒さを感じることがある場合、睡眠中に体が冷える可能性も。

 

UA0.4以下
部屋全体の温度が均一で、冷えや暑さを感じにくい環境が作られます。これにより、睡眠中の体温調節がスムーズになり、深い睡眠が得られる健康的な住まいとなります。

 

0.2の違いとはいえ大きな違いがあります。家づくりはほとんどの方にとっては一度きりの大事なイベントです。是非正しい知識を蓄えて妥協や公開のない家づくりをしてください!

まとめ

この記事では、家の断熱性能について基本的な考え方や選び方をわかりやすく解説しました。断熱性能とは、外気温の影響を家の中に伝えにくくする能力のことで、高い断熱性能を持つ家は、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現します。また、光熱費の削減や健康リスクの軽減にも大きく貢献します。

 

断熱性能を選ぶ際には、家全体の断熱性能を示す「UA値」と、家の気密性を示す「C値」という2つの指標を基準にするとわかりやすいです。特にUA値は、0.6以下であれば現代の標準仕様とされますが、健康的でより快適な住まいを求める場合は0.4以下がおすすめです。UA0.4以下の住宅は、室温のムラが少なく、結露やカビを防ぎ、ヒートショックやアレルギーリスクを大幅に抑えることができます。

 

家づくりは多くの人にとって一生に一度の大切な選択です。断熱性能をしっかりと理解し、自分や家族にとって健康的で快適な住まいを選ぶことが、後悔のない家づくりにつながります。この記事が、家づくりや家選びの参考になれば幸いです。

HORI建築について

HORI建築では、この記事で書いているUA0.4の基準をクリアすることはもちろん、自然の恵みを活かした素材を使い、住む人に安心と健康、そして更なる快適性を届けます。たとえば、無垢材のフローリングや天然塗料は、化学物質をほとんど含まないため、アレルギーの心配を軽減。また、木材そのものが持つ調湿作用が、室内の湿度を自然に調整し、カビやダニが発生しにくい快適な環境を保ちます。

さらに、木のぬくもりや心地よい香りが心を落ち着かせ、日々の疲れを癒やしてくれるのも魅力です。家族みんなが「深呼吸したくなるような家」を実現します。資料請求やお問い合わせは下のボタンよりよろしくお願いいたします。

お客様にお会いできることを楽しみにスタッフ一同お待ちしております。

 

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