漆喰の持つチカラ ~梅雨時の洗濯物の匂い対策~
最近は一年を通して部屋干しされる方も増えてきていると思いますが、普段は天日干しされる方も雨が多いこの時期、どうしても室内干し率が高くなりますよね。
そして、室内干しするとどうしても気になる洗濯物の生乾きの匂い・・・!
対策として、室内干し用の洗剤や消臭効果の高い柔軟剤を使う方法もありますが、実は当社でも採用している「漆喰壁」の漆喰は防臭効果があることをご存知でしょうか?
漆喰は、消石灰(Ca(OH)2)を主な原料とした自然素材の塗り壁材料です。
自然素材ならではの風合いや質感、温かみが感じられ、居心地のいい空間をつくりだします。
その漆喰で塗られた壁には様々な効果があります。
◆調湿効果
◆消臭効果
◆抗菌・抗ウイルス・防カビ効果
◆ホルムアルデヒドを抑制する
◆不燃性
◆快適性
と、たくさんの嬉しい効果がある漆喰壁ですが、梅雨の時期の洗濯物の匂いへの効果を期待できるのが、「消臭効果」「調湿効果」「抗菌・防カビ効果」ですよね。
まずは、消臭効果についてですが、例えば焼き肉をした次の日、その匂いが残っていたりしますが、漆喰壁の空間だときれい消えています(という話は当社社長からよく聞く話です)。
この消臭効果で、洗濯物の生乾きの匂いやペットの匂いなども軽減します。
ちなみに、以前当社の家の住まい手様に聞いたところ、洗濯物の生乾きの匂いを感じたことがない、とのことでした。
そして、抗菌、防カビ効果、さらに抗ウイルス作用。
これも、今は嬉しい効果の1つです。
なぜ抗菌できるのかというと、漆喰は強アルカリ性だからなんです。その性質でカビや細菌の繁殖を防いでくれます。
さらに、抗ウイルス作用もあるということですので、これから家づくりをされる方はリビングや寝室、ランドリールーム、子供部屋・・・と言い出すと家全体となりそうですが、過ごす時間が長い空間、湿気が気になる空間などの壁には漆喰壁の採用をぜひ検討いただきたいです。
そして、調湿効果。
梅雨のジメジメした空気、夏の湿気、冬の乾燥・・・季節によって異なる湿度をうまく調整して、一年中快適に、健康に過ごせる空間づくりに一役かってくれます。
さらに、家づくりを検討する中でよく耳にする「シックハウス症候群」
その原因の1つホルムアルデヒドを吸着して、再放出しないという効果が漆喰壁にはあります。カビもシックハウスの原因ですので、ホルムアルデヒドの抑制と防カビ効果は、子育て中のご家族はもちろん、子供たちが巣立った後のご夫婦にも嬉しい効果ですね。
漆喰には静電気が起きにくいということで、ホコリがつきにくい、というちょっと嬉しい効果もあります。
漆喰壁というと白やクリーム色のイメージがありますが、最近当社で建築させていただいたお住まいにはキッチンをグレーの漆喰壁にされたりするお住まいもあります。
※漆喰の主原料である消石灰は実は無機質で不燃性です。なので、キッチンなどでも安心して使えます。
塗り方によってもデザイン性がいろいろと出てきます。
梅雨時期のお洗濯ものの匂い対策はもちろん、様々な嬉しい効果のある漆喰壁で快適で健康に暮らせる住まいづくりはいかがでしょうか。