すまいを長持ちさせる方法 ~天然木のウッドデッキのお手入れ~
ウッドデッキのお手入れ方法
こんにちは。福知山市の工務店 HORI建築です。
夏のBBQやお庭遊びに活躍するウッドデッキ。当社でもウッドデッキをつくられるお客様がほとんどです。
天然木のウッドデッキは自然の木の風合いがとても魅力的です。
そんな天然木のウッドデッキを長く愛用していただくためには定期的なお手入れが必要です! 今回はウッドデッキのお手入れ方法についてお話しします。
◇◇日頃のちょっとしたお手入れ◇◇
日頃からお手入れすることで、ウッドデッキは格段に長持ちします!
◇砂埃はこまめに掃除
ウッドデッキはどうしても板と板の間のほんの少しの隙間に砂埃などがたまったりします。それを放置すると埃の中の腐朽菌が木を腐らせてしまう場合があります。
ホウキや先の細いもので定期的に砂埃を除去しましょう
◇時には水洗いを
毎日水洗いする必要はありませんが、定期的に・・・季節ごとなどにデッキブラシなどで水洗いをするとよいでしょう。汚れがひどい場合は中性洗剤を使用します。水洗いの後はきれいに水分をふき取ることも忘れずに。
◇ウッドデッキの周囲の掃除も
ウッドデッキは周囲の環境によってカビやコケが発生することがあります。
夏、こども達を遊ばせるビニールプールを置きっぱなしにしていたり、植木鉢を置きっぱなしにしているとカビやコケの発生源となってしまいます。そんなことにならないように、植木鉢の下やビニールプールの下、室外機の排水ホース付近など、湿気のある場所はこまめに掃除しましょう。
◇◇定期的なしっかりお手入れ◇◇
1年に2~3度くらいはしっかりとお手入れしましょう。
高圧洗浄機などがご家庭にある場合は、高圧洗浄機を使ってデッキに染み込んでしまった汚れを落としましょう。もしくはデッキブラシで念入りに掃除をしてもいいです。
※高圧洗浄機の頻繁な使用はやめましょう。高圧力でせっかくのウッドデッキを傷つける恐れがあります。
◇◇汚れの種類に応じたお手入れ◇◇
・ホコリ、靴あと、雨染みの汚れなど
⇒ 掃き掃除や水洗いでキレイに
・油汚れ、コーヒー、ジュースなど
⇒ 台所用の中性洗剤を使ってキレイに。ただし、強酸、強アルカリなどのものは使用しないようにしましょう。デッキの変色につながります。洗剤がなくなるまできれいに水洗いしましょう。
・カビの斑点
⇒ 次亜塩素系漂白剤を使用します。漂白剤がきれいになるまで水洗いして、水分をふき取ることも忘れずに。もしくはサンドペーパーで削るという方法もあります。
・ささくれが生じた場合
⇒サンドペーパーで削ってください
◇◇保護材の塗装◇◇
天然木の家は経年変化もまた魅力です。屋外のウッドデッキは室内の無垢床よりも早くに色の変化が見られ、灰褐色のような色に変化します。そのような色の変化が好ましくない方は保護塗料を塗装して、ウッドデッキを守るとよいでしょう。もちろん、経年変化を止めることはできませんが、塗装なしの状態よりも腐食や色の変化を遅らせることができます。
塗装の塗り替えは1〜2年ほどが目安となります。ただし、お家のある地域の環境などによって傷み具合も変わってきますので、塗装が剥がれたり薄くなって、デッキの素材そのものが見ええるようになったら塗り直すとよいでしょう。
塗りなおした塗料が乾くように、ウッドデッキの塗装は天気予報とにらめっこして、お天気が続くときにしてくださいね
夏のBBQやお庭遊びを楽しむウッドデッキ。永く楽しめるようにメンテナンスもしてあげてくださいね。