住まいを長持ちさせる方法 ~無垢床のワックスがけ~
自然塗料「密ろうワックス」で無垢床をコーティング
こんにちは。福知山市の工務店 HORI建築です。
今回は無垢床のお手入れでよく使われる蜜ろうワックスについて少しご案内いたします。
当社でつかっているのは「材木屋とハチミツ職人が作った 未晒し蜜ロウワックス」です。
未晒し蜜ロウワックスはエゴマ油(国内生産)・蜜ロウ(国産・無漂白)のみでつくられた安心な自然塗料です。
無垢床の保護をしてくれるのはもちろんですが、木の持つ特性をそのまま生かしつつ経年による表情の変化をたのしんでいただくこともできます!
蜜ロウワックスの成分であるエゴマ油が木の内部に浸透して木目が深くなって経年と共に木に表情がでてくるんです。年を重ねるごとに表情をかえていく愉しみというのは、自然素材ならではですよね。
では、蜜ロウワックスの塗り方・・・の前に、蜜ロウワックスを塗って大丈夫な床かどうかを確認してください。蜜ロウワックスは化学塗装の上からは塗れません。無塗装の無垢床もしくは自然塗料(蜜ロウワックスの塗りなおし、などですね)のメンテナンスとして使います。
ワックス塗りの準備物
・密ロウワックス
・雑巾
・乾拭き用の雑巾
密ロウワックスの塗り方
①まずは床をきれいに掃除します
汚れやゴミが落ちてないようにきれいに掃除してくださいね!
②床の奥、端から順にワックスを塗っていきます。
この時、必要以上に塗りこまないようにするのが大事です!
少量を塗り伸ばしていきます。その後乾拭きして仕上げます。
乾拭きは、余分な蜜蝋ワックスを取り除くだけでなく、塗りムラをなくすこともできますから必ず乾拭きをしてください。
手で触ってべたつくようだと乾拭きが足りません。
手で触ってみてさらっとするまでしっかり乾拭きすることが失敗しないコツです!
蜜蝋ワックスはだいたい半年から1年毎に塗り直しをするといいですよ。
お子さんも一緒にお手入れしていただくことで、「家を大切にする」という気持ちももっていただけると思います。
ぜひ、年内に無垢床のお手入れをご家族でしていただいて、新年を気持ちよくお迎えください。