ATAハイブリッドトラス構法上棟!
こんにちわ、福知山市の工務店、HORI現築の堀将徳です。
先日上棟した物件のご紹介です。
新たな構法で大きなスペースがつくることができます。
今回の構法はATAハイブリッドトラス構法です。
ATAハイブリッドトラス構法は、タイバー (鉄骨ブレース)を使用したトラスを屋根部に配置した木造建築となっております。
鉄鋼部材を有することで混構造と誤解される場合がございますが、
以下の内容により木造であると判断しています。
梁の一部を鉄骨造とする場合で、水平方向の荷重を負担しない場合は混構造になりません。
本構造は、水平方向の荷重は筋交い、または、面材で負担しており、ATAハイブリッドトラスは水平方向の荷重を負担していません。
また、鉛直荷重は木部の上弦材(登り梁)や束材が負担し、引張材に鋼材(タイバー)を使用しています。
トラスの主要部材は木で、タイバーは鉄製火打ちや引き抜き金物と同じ建築金物の一種と考えられるので、ATAハイブリッドトラスを使用する建物は混構造でないと判断しています。
完成をお楽しみください!